脇腹が痛いのはなぜ?左右で考えられる原因と内臓の病気のサイン|千葉市の整骨院が解説
咳をしたら、脇腹にズキッと痛みが走った。
体をひねると、右の脇腹だけが痛む。
とくに思い当たることがないのに、左の脇腹が重く痛む。
脇腹の痛みは、筋肉や肋骨まわりからくるものもあれば、内臓の病気が関わっているものもあります。
自分で見分けるのは難しく、痛む場所だけで決めつけるのは危険です。
この記事では、考えられる原因と、先に医療機関を受診したほうがよいサインを中心にお伝えします。
脇腹の痛みとは、どこの痛みか
脇腹は、肋骨のいちばん下のあたりから骨盤の上までの、体の横側を指すことが多い場所です。
表面には、体をひねったり曲げたりするときに働く腹斜筋という筋肉があります。
その内側には肋骨があり、さらに奥には肝臓や胃、腸、腎臓などの臓器が並んでいます。
そのため、同じ「脇腹が痛い」でも、痛みのもとは大きく2つに分かれます。
- 筋肉や肋骨、神経など、体の表面に近いところからくる痛み
- 内臓の病気が、脇腹の痛みとして感じられているもの
見分けの手がかりになるのは、動きとの関係です。
体をひねる、咳をする、押すといった動きで強まるなら、筋肉や肋骨まわりが関係していることが多いです。
動きと関係なく痛む、波のように強まったり弱まったりするときは、内臓が関わっていることを考えます。
筋肉や肋骨まわりが関係する痛み
体をひねったとき・スポーツのあと

ゴルフのスイングやテニス、重い物を持って体をひねったときに、脇腹の筋肉を痛めることがあります。
痛めた場所を押すと痛み、同じ動きをすると痛みがよみがえるのが特徴です。
いつ何をして痛めたかが、はっきりしていることが多い痛みです。
咳やくしゃみが続いたあと

風邪のあとなどで咳が長く続くと、脇腹や肋骨まわりの筋肉が疲れて痛むことがあります。
強い咳のくり返しで、肋骨にひびが入ることもあります。
押すと骨の一点が強く痛むときは、骨のけがを疑って整形外科で確かめてください。
肋骨に沿ってピリッと痛む
肋骨に沿って電気が走るように痛む場合は、肋間神経痛と呼ばれる痛み方のことがあります。
深呼吸や体をひねる動きで強まるのが特徴です。
くわしくは肋間神経痛についての記事でお伝えしています。
走ると脇腹が痛くなる
運動中、とくに走っているときに脇腹が差し込むように痛むことがあります。
食後すぐの運動や、呼吸が浅く速いときに起こりやすいとされています。
ペースを落として深く息を吐くと、多くはおさまっていきます。
座り方や姿勢のくせ
いつも同じ側にもたれて座る、体を片側に傾けてパソコンを使う。
こうしたくせが続くと、片側の脇腹の筋肉だけが縮んだり伸ばされたりします。
その結果、片側だけの重い痛みにつながることがあります。
左右で考えられる内臓の病気
脇腹の奥には臓器が並んでいるため、痛む側によって関わりうる臓器が変わります。
ただし、痛む場所だけで病名は決まりません。
ここに挙げるのは、医療機関に症状を伝えるときの手がかりとしてお読みください。
右の脇腹が痛いとき
右の肋骨の下には、肝臓や胆のうがあります。
胆のうの病気では、脂っこい食事のあとに右上腹部からみぞおちが痛むことがあります。
その痛みが、右の肩や背中に響くこともあります。
右の下腹部の痛みでは、虫垂炎(いわゆる盲腸)が関わることもあります。
みぞおちのあたりで始まった痛みが、右の下腹部へ移っていくのが典型的な経過とされています。
左の脇腹が痛いとき
左の肋骨の下には、胃や膵臓、脾臓があります。
膵臓の病気では、みぞおちから左の脇腹にかけて痛み、背中まで抜けるように感じることがあります。
飲酒や脂っこい食事のあとに強まるのが特徴のひとつです。
左の下腹部の痛みでは、便秘や大腸の炎症が関わることがあります。
左右どちらでも起こるもの
腎臓は背中側の左右にひとつずつあり、その病気では背中から脇腹にかけて痛みます。
尿の通り道に石が詰まると、突然の激しい痛みが背中や脇腹から下腹部へ広がることがあります。
このとき、血尿が出ることもあります。
腎臓に細菌が入ると、高い熱と一緒に背中や脇腹が痛むことがあります。
帯状疱疹も、左右どちらかの片側に出ます。
ピリピリした痛みが先に出て、数日後に帯のような赤い発疹や水ぶくれが現れることがあります。
肺炎や胸膜炎のように、肺やその周りの病気で脇腹が痛むこともあります。
咳や発熱をともない、深く息を吸うと痛みが強まるのが特徴です。
女性の場合は、卵巣や子宮の病気、妊娠に関わる痛みが下腹部から脇腹に出ることもあります。
こんなときは医療機関を受診してください
脇腹の痛みに次のサインがあるときは、内臓の病気が隠れていることがあります。
整骨院ではなく、内科などの医療機関を先に受診してください。
- 発熱や寒気がある
- 吐き気や嘔吐がある
- 尿が赤い、茶色い。尿のときに痛む、回数が増えた
- 食後に痛みが強くなる。脂っこいものを食べたあとに痛む
- 痛みが背中まで抜けるように広がる
- 痛む場所に赤い発疹や水ぶくれが出てきた
- 動いても動かなくても痛みが変わらない。波のように強くなったり弱くなったりする
- 便に血が混じる、黒っぽい便が出る
- 咳や息苦しさがあり、深く息を吸うと痛む
- 転倒やぶつけたあとから痛む。押すと骨の一点が強く痛む
- 妊娠している、またはその可能性がある
- 原因の心当たりがないのに体重が減っている

冷や汗が出るほど痛む、痛みで動けない、胸の痛みや息苦しさをともなうときは急を要します。
迷わず119番に連絡してください。
どこを受診すればよいか迷うときは、まず内科に相談するのが確実です。
発疹があるときは皮膚科、骨のけがが疑われるときは整形外科が窓口になります。
当院でも、これらに当てはまる方には施術を行わず、受診をおすすめしています。
受診のときに伝えるとよいこと
医療機関では、次のことを伝えると見分けの手がかりになります。
メモにして持っていくと、慌てずに伝えられます。
- いつから痛いか。急に始まったか、だんだん強くなったか
- 左右どちら側か。痛む場所は移っていないか
- 体をひねる、咳をする、食事をするといったことで痛みが変わるか
- 熱や吐き気、尿や便の変化があるか
自分でできること
ここからは、上のサインに当てはまらず、体をひねった、咳が続いたなど、痛めたきっかけがはっきりしている場合の話です。
痛む動きをしばらく避ける
体をひねって痛めた直後は、同じ動きをくり返さないようにします。
ゴルフや重い物の持ち運びは、痛みが落ち着くまで控えてください。
痛めてすぐで熱っぽさがあるときは、冷やすと楽になることがあります。
咳のときは脇腹を支える
咳やくしゃみが出そうなときは、痛む側の脇腹にクッションを抱えるようにして当てます。
響き方がやわらぎます。
咳が長引いているときは、咳そのものを内科で相談することも大切です。
座り方を左右そろえる
いすに深く座り、左右のお尻に均等に体重をのせます。
ひじかけや片側への寄りかかりが習慣になっている方は、ときどき座る向きを変えてみてください。
落ち着いてきたら体の横を伸ばす
いすに座って背筋を伸ばし、片手を上に上げて、反対側へゆっくり体を倒します。
脇腹が心地よく伸びる位置で15秒ほど止め、左右とも行います。
痛みが強まるときは、その場で中止してください。
運動中の脇腹の痛みを防ぐ
食事のあと1〜2時間は激しい運動を避け、走り始めはゆっくりのペースから入ります。
痛みが出たら立ち止まり、痛む側を手で押さえながら深く息を吐いてください。
整骨院で見られるもの、見られないもの
整骨院で見られるのは、筋肉や関節、姿勢が関係している脇腹の痛みに限られます。
内臓の病気や帯状疱疹、肋骨の骨折は、医療機関での検査と治療が必要です。
お話をうかがって内臓の病気が疑われる場合は、施術より先に受診をおすすめしています。
当院では、痛めたきっかけや痛む動きをうかがい、肋骨まわりや背中、骨盤の動き、座り方を確認します。
そのうえで手技で筋肉のこわばりをゆるめ、ご自宅でできる体の動かし方をお伝えします。
施術の考え方は当院の施術についてでご紹介しています。
健康保険の対象は、いつ何をして痛めたかがはっきりしている急性のけがです。
体をひねって痛めた、ぶつけたといった場合がこれにあたります。
肋骨の骨折が疑われるときの施術には、応急手当を除いて医師の同意が必要です。
原因のはっきりしない慢性の痛みや、姿勢改善を目的としたものは自費になります。
料金は料金ページをご覧ください。
通う目安について
体をひねって痛めたような急な痛みなら、はじめの1〜2週間は間隔を詰めて様子を見ることが多いです。
姿勢のくせが関係して長く続いている場合は、週に1回程度を数週間続けながら変化を確かめます。
回数には個人差があるので、初回にお体の状態を確認したうえで目安をお伝えします。
通っている間に熱が出た、尿の色が変わった、痛み方が変わったというときは、施術を中断してください。
そのうえで、医療機関を受診してください。
よくあるご質問
押すと痛い場合は、筋肉の痛みですか
押して痛む場所がはっきりしていて、動くと強まるなら、筋肉や肋骨まわりが関係していることが多いです。
ただし、押すと骨の一点が強く痛むときは、肋骨のひびのことがあります。
熱などのサインがある場合も、先に医療機関で確かめてください。
左の脇腹が痛いときは、心臓の病気のこともありますか
脇腹の痛みだけで心臓の病気と決まることはありません。
ただ、胸の締めつけや息苦しさ、冷や汗、左肩やあごへの痛みをともなうときは見分けが必要です。
すぐに医療機関を受診してください。
病院で「異常なし」と言われましたが、痛みが続きます
内臓や骨に大きな問題が見つからなかったという意味で、痛みがないという意味ではありません。
筋肉のこわばりや座り方のくせなど、検査に写らないものが関係していることがあります。
受けた検査や医師に言われた内容を教えていただけると、こちらでも判断しやすくなります。
脇腹の痛みが続くときは
脇腹の痛みは、体をひねる・咳をするといった動きで強まるなら、筋肉や肋骨まわりが関係していることが多いです。
動きと関係なく痛む、熱や吐き気、尿の変化をともなうときは、まず医療機関で確かめてください。
千葉みなとオレンジ整骨院は、千葉市美浜区幸町のフードスクエアカスミ1階にあります。
内臓の病気や骨のけがが否定されたうえで、脇腹の痛みが続いている方はご相談ください。
※定員オーバーの際はご容赦ください。※ご興味ある方は空き状況をご確認いただくことをオススメします。

| 住所 | 〒261-0001 千葉県千葉市美浜区幸町1-12-6 フードスクエアカスミ 1FGoogleマップで見る |
|---|---|
| 営業時間 | 平日/10:30〜13:30、15:30〜20:30 土日/9:30〜17:00 |
| 定休日 | 水曜、第1日曜 |












